| 屋号のつけ方 |
屋号は誰でも簡単につけることができます。会社ではなくても勝手に屋号をつけることができます。個人事業をするときは屋号をつけた方が信用がありますよね。 絶対つけないといけないものではないですが、例えば、ネットショップを運営していて商品代金の振りこみ先が個人名では「大丈夫かな？商品はちゃんと届く？」などの不安があります。 そういった不安があると、せっかく商品を購入しようと思ったお客さんでも、どたんばでキャンセルしたりします。 個人事業を成功させるには、やはり信用がないと難しいですよね。大企業と勝負するには、最低屋号は付ける方が良いと思います。そして、屋号を付けることによって、事業にたいするモチベーションも違ってくると思います。 ◆屋号の付ける時の注意点 屋号はどんな名前にしてもかまいません。ネットショップをする時などのホームページな題名に使ったりする人もいますよね。お客さんからすると、お店の看板のようなもので第一印象になりますよね。 しかし、会社組織を設立する際には、同じ市町村に同じ業種で同じ名前の屋号をつけるのはダメです。 そして、会社組織でない場合でも、同じ地域に同じ屋号がないかどうかを調べる方がトラブルがありません。 屋号を決める時は、発音しやすくて（例えば、濁音なしにする）、わかりやすい方が良いです。そして、アルファベットを並べてイメージを良くするのも良いですが、屋号を聞いただけで「あの商品を扱っているんだな！」と直ぐに理解できる屋号の付け方が良いと言われています。また大手の企業に似た屋号は避ける方が無難ですよね。 ドメインを取得したことのある人なら分ると思いますが、できるだけ短くて簡単な方が良いですよね。ドメインの場合はドメイン検索をすると既に取得済みかどうかが簡単に分りますが、屋号の場合は、管轄の登記所などで閲覧して調べます。 そして、屋号を真似されるのが嫌な場合は、商標登録をすると良いです。逆に言うと、商標登録をしていなければ、同じ屋号で隣に店を出されても文句が言えないということになります。 屋号とは？ ◆大辞泉（JapanKnowledge） １ 家屋敷の各戸につける姓以外の通称。先祖名、職業名、家の本家・分家関係などによって呼び分けた。家名(いえな)。門名(かどな)。 ２ 商店の商業上の名。生国や姓の下に「屋」をつけたものが多い。「越後屋」「三好屋」など。 ３ 歌舞伎俳優などの家の称号。「音羽屋」「成田屋」「成駒屋」など。 ◆大辞林（三省堂） 1 ア商店の呼び名。店名。 イ 歌舞伎俳優の家の称号。 2 （農漁村などで）名字の代わりに用いる、その家の呼び名。家名(いえな)。 3 〔家号とも書く〕家の通称。 |
