| 確定申告の方法と青色申告 | |||
誰もが嫌な確定申告!?（２月〜３月になるとドキドキ・ソワソワしますよね） サラリーマン時代などの雇われている時は、特に関係ないのですが、個人で事業を始めた人や自由業、フリーランス、SOHOなどの方は、毎年1月1日から12月31日までのビジネスの報告を、翌年2月16日から3月15日の間に、決算により確定した所得金額や納税額などを申告書に記入して、所轄の税務署に対して確定申告を行い納税します。申告納税制度といって、納税者自身が税額を計算して申告する制度です。 確定申告の種類 確定申告は、青色か白色の申告用紙で行います。 青色の用紙で行う申告が青色申告です。白色の用紙で行う申告が白色申告です。 青色申告と白色申告の違い 一般的に個人の確定申告は白色申告より青色申告の方がお得と言われています。専門家に聞いても同じ答えが返ってきます。しかし、どうして青色がお得なのか？その理由も聞かないと納得できませんよね。 分かりやすく簡単に整理すると、白色申告は簡単ですが、青色申告は、複式簿記で帳簿記入するなどの条件がありますから、少し面倒です。しかし、赤字の場合は繰り越しができるなどの特典があるため、納める税金の節約になります。 また、個人経営の青色申告は、青色申告特別控除というものがありますし、青色事業専従者給与の必要経費参入というものがあり、簡単にいうと妻を従業員のような感じにできるので、必要経費となり税金がかかりません。法人の場合は欠損金の繰越といって、赤字を5年間繰り越すことができます。設備の減価償却について割増の償却ができる「特別償却・割増償却」などがあります。 青色申告にするには 上記のようなメリットの多い青色申告にするには、個人の場合は開業の日から2カ月以内に、法人の場合は、原則として設立から3カ月以内に、青色申告承認申請書を記入して、納税地の税務署に提出します。 |
