会社を設立する方法 | |||
会社を設立する手続きは、自分でする人もいますが(費用は30万前後)、司法書士に依頼(プラス15万前後)する人が多いです。設立準備には相当な時間が掛かります。慣れている人でも1ヶ月以上掛かることが多いです。前もって、会社名、事業目的、所在地、代表者などを決めておくとスムーズに進みます。 1、会社の名前を確定する為に法務局で商号を確認します。 所在地にする予定の住所の最寄の登記所で同一市町村内に類似の商号(会社名)がないかを確認します。もし、同じ事業内容で、同じか、似た名前の会社名があれば登記できないので確認する必要があります。 2、印鑑を作る 実印を登録して、印鑑証明をとります。登記の際に出資者の印鑑証明も必要なので、出資者の印鑑証明もとります。 3、定款の作成 商号や所在地、会社、出資者などを記入する。 4、定款の認証 定款3通、社員の印鑑証明、収入印紙を提出して公証人の承認を受ける。合資会社、合名会社は定款の認証が必要ありませんし資本金も必要ありません。 5、株式申込・払込(有限会社は出資金の払込) 必要書類を添えて、出資金(有限会社は300万円以上、株式会社は1,000万円以上、但し例外あり)を払い込み、金融機関から出資払込金保管証明書を発行してもらう。 6、創立総会の開催 有限会社なら書面会議で済ませることも可。株式会社はさらに取締役会も開催。 7、設立登記の申請 設立登記申請書を作成。設立登記申請書、定款、出資払込金保管証明書などを登記所に提出する。 また、上記の株式会社、有限会社以外では、合資会社、合名会社、NPO法人、確認会社、海外法人などがあります。個人事業より、法人を設立する方がビジネスを展開しやすいですが、資本金が高いので、合資会社を選択する人も多いです。 |